猶本光がサッカー人生において意識が変わったタイミング 今のチームにもっと必要だと思うこととは
(Report by 河合貴子)
より怖いプレイヤーに
ゴールへのシュートコースが少しでも見えたら、遠目からでも積極的にシュートを放つ。得意のドリブルで半ば強引にでも突破をしていく強さをみせる。そうかと思えば、ワンツーから華麗に抜け出してゴールライン際からマイナスのクロスも送る。巧みなステップワークで相手を交わす軽やかさもある。非常にしなやかであり、豪快さを持ち合わせて絶妙なバランスを持っている選手といえば、猶本光選手である。
楠瀬監督は「『シュートを撃たないとダメだ』という強さと意識で怖さが出てきた。強さだけだと思ったら、ウィークポイントの質も高くなっている。枠を捉える際どいシュートにもなっている。怖い存在になっている」と猶本選手の評価をしていた。
猶本選手は、2012年の加入当時を振り返り「シュートの技がなかった。出来ないからパスをするしかない。「自分は、パスで良いプレーヤーだ」と自分の中で思っていた部分があった」と正直に打ち明けた。
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