鳥栖に完封負で6戦4敗目・・・リカルド監督が挙げたいくつかの敗因【河合貴子 試合のポイント/J第4節鳥栖戦】
(Report by 河合貴子)
鳥栖のプレッシングを攻略できず
全国的に穏やかな春の陽気に包まれたが、浦和の春は遠かった。ようやく戦力が整いだし、前節の湘南戦でリーグ初勝利をあげ、連勝を目指して勢いに乗りたい浦和であった。一方の鳥栖は、開幕から3分けと勝ちきれない試合が続き、初勝利をホームであげたいと鬼気迫るものがあった。試合を制したのは、鳥栖だった。
71分、浦和が後方から攻撃の組み立てをはかり、攻撃のスイッチを入れようとしたわずかなパスのズレを小泉慶選手が見逃さなかった。小泉慶選手がインターセプトすると、ショートカウンターで堀米選手、岩崎選手と繋ぎ、リターンパスを受けた堀米選手のクロスに合わせた垣田選手のヘディングシュートが決まり失点。0-1で敗戦を喫してしまった。
リカルド・ロドリゲス監督は「結果はどちらに転んでもおかしくない試合だった。ただ、ディティールの所、ビルドアップの所もしかりですが、そういった細かい所、決めきる所で結果を分けてしまう」と険しい表情を浮かべていた。
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