浦レポ by 浦和フットボール通信

関根貴大が「自分の不甲斐なさを感じる」と悔やんだプレーとは【河合貴子 試合のポイント/J第15節鳥栖戦】

(Report by 河合貴子)

苦しみながら引き分けに持ち込む

アウェイで惨敗した大阪戦から、中3日でホームに迎えたサガン鳥栖戦・・・。負けはしなかったが、2度もリードされながら何とか同点に追いつき2-2の引き分けで終了。

C大阪戦で攻撃の組み立てが課題として浮き彫りになった中、柏木陽介選手が7月28日の横浜FC戦以来、ピッチに帰ってきた。さらに岩武克弥選手がリーグ戦初先発となり、チームに勢いをもたらしてくれるのではないかと期待が掛かった。

しかし、先制したのは鳥栖だ。12分、前線からのプレスが掛かる前に原選手からロングフィードに抜け出した森下選手のクロスにフリーでゴール前に走り込んだチョ・ドンゴン選手のヘディングシュートが決まった。本当に鮮やかなカウンターであった。

浦和は、ボールをポゼッションしながらゴールを目指すもパスのタイミングが合わなかったり、ミスキックになったり、ピッチで攻撃のイメージする同じ絵が描けず、テンポの良い攻撃のリズムが生まれない。

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