菅澤優衣香の決勝弾でレッズレディースが皇后杯初制覇!【河合貴子 試合のポイント/皇后杯決勝千葉戦】
(Report by 河合貴子)
浦和女らしい戦い方で千葉を攻略
浦和史上初の天皇杯・皇后杯アベック優勝が掛かる大一番に臨んだ三菱重工浦和レッズレディース。レディースとしても浦和レイナスFC時代からの悲願の皇后杯でもあった。決勝の舞台に勝ち上がってきたのは、WEリーグでも煮え湯を飲まされた堅守を誇るジェフユナイテッド市原・千葉レディースだ。
一発勝負の決勝の舞台で、ポゼッションしながら攻め続ける浦和に対して5バックでゴール前を固めて虎視眈々とゴールを狙う千葉と睨み合う展開の中、67分に菅澤優衣香選手が「良いボールが来たので、落ち着いて決めることができた」と清家貴子選手のクロスをファーでしっかりと合わせ、叩きつけるようなボレーシュートが決まり、これが決勝弾となり1-0で皇后杯優勝の栄光に輝いた。
試合開始から、浦和は主導権を握るものの攻撃の閉塞感があり決定的なチャンスが作れない状況であった。千葉は、基本3-4-3で両ワイドの選手がDFラインに下がり、前線の3枚でプレスを掛けて連動した守備をしてくる。浦和は、4-2-3-1で両サイドバックが高いポジションを取りテンポ良く崩していきたいところであったが、なかなか千葉がスペースを与えてくれずに苦戦した。
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