G大阪に敗れて開幕3戦勝ち無し 勝敗を分けた要因とは【河合貴子 試合のポイント/J第2節G大阪】
(Report by 河合貴子)
2試合連続で退場者が出る
勝てそうで、勝てない。まるで負のスパイラルに陥ってしまったかのようだ。またしても勝利が、陽炎に消え去ってしまった。埼玉スタジアムでリーグ戦初勝利を誓い挑んだG大阪戦、試合前にリカルド・ロドリゲス監督は「まずは神戸戦のようなミスを避け、最後まで11対11で戦うことが必要だと思う」と話していた。
だが、81分に岩尾憲選手が、攻守の切り替えのところでほんのわずか遅れてしまい、スライディングした足が石毛選手に入ってしまいイエローカードが出されてしまった。30分にもG大阪のカウンターを受け、レアンドロ・ペレイラ選手と後方から追いかけていた岩尾選手の足が交錯した際にふくらはぎに入ってしまいイエローカードを受けていたのだ。2枚目ということで、レッドカードで退場。必死にボールを奪おうとしたために、起きてしまった退場処分であった。浦和は、神戸戦に続き2試合連続で、数的不利な状況で闘うことになった。
その直後のことである。福田選手のミドルシュートをブロックしようとした岩波拓也選手の足に当たりコースが変わったボールは、無情にもゴールへと吸い込まれていった。これが、G大阪の決勝弾となり0-1で敗戦。浦和は開幕から3試合未勝利となった。
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