浦レポ by 浦和フットボール通信

安藤梢が唯一タイトルを手にしていない皇后杯獲得に意気込み「今度こそ皇后杯をつかみ獲る」

(Report by 河合貴子)

皇后杯制覇に向けて5度目の挑戦

チーム最年長で百戦錬磨の安藤梢選手には、皇后杯に対して人一倍強い思いを抱いていた。決勝の舞台は、三菱重工浦和レッズレディースの前身である浦和レイナスFC時代から考えると今回で何度目だろう。実に5回目の皇后杯決勝の舞台である。唯一手にすることができなかったタイトルが、皇后杯だ。

「思い返すと、ドイツに行く2010年決勝戦(日テレ・ベレーザ 0-2)で負けて、その試合を最後にドイツに発つ。思い出したりする。目の前にして獲れなかったのがある。浦和レッズレディースの歴史としても、チャンスを物にしたい。男子が天皇杯を優勝していてアベック優勝はなかなかできることではない」と話した。

皇后杯を手に入れ、念願のアベック優勝するためには、何としてでも対戦相手であるジェフユナイテッド市原・千葉レディースの堅守の牙城を切り崩さなければならない。栗島朱里選手の長期離脱などもあり、ボランチのポジションを任せられるようになった安藤選手。どんなポジションでもユーティリティーを発揮するスキルを持っているが、本来はFWの選手である。

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