浦レポ by 浦和フットボール通信

リカルド監督がキャプテンに指名した阿部勇樹の働きを評価した理由

(Report by 河合貴子)

リカルド監督が阿部勇樹をキャプテンに指名した理由

チームを牽引するキャプテンは、誰にでもできるものではない。特に浦和では、キャプテンとして浦和を支え牽引していくのには、相当な覚悟とスキルがなければ務まらない。リーダーとしての資質、統率力、発言力が大切になってくる。そこには、誰からも尊敬される人間性も重要だ。

今シーズンの新体制でキャプテンを指名するにあたって、リカルド監督はキャプテン選びに本当に慎重であった。リカルド監督は「クラブに到着して、まず選手たちを観察しました。選手たちの振る舞いや仲の良さなど、いろいろと見ました」と選手たちの性格や資質などじっくりと見て、沖縄キャンプ後に「ベテランだからキャプテンになるということではなく、それ以外のところでの彼の影響力や性格、人間性を見て選びました」と阿部勇樹選手を指名した。

阿部選手にとっては、2012年から2017年にペトロヴィッチ監督体制の下で任せられた時とで2度目のキャプテンとなった。キャプテン経験者の阿部選手は、浦和のキャプテンの重みは承知していた。

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