浦レポ by 浦和フットボール通信

リカルド監督が、阿部、槙野、宇賀神の退団をモチベーションに変えて「ACL出場、天皇杯優勝を達成したい」」

(Report by 河合貴子)

24,000人となる埼スタで勝利を狙う

「他力に頼らないといけない状況でもあるけれど、JリーグからのACLへの可能性もまだ残している。まずは、他のことを考えないでマリノス戦を戦って、あとは周りの状況を見る」とリカルド・ロドリゲス監督は、次節の横浜FM戦に集中していた。

インターナショナルマッチウィークで約2週間の中断もあり、選手たちのコンディションの回復もできた。心配だった関根貴大選手も元気に復活をしているし、グロインペイン症候群で長期離脱をしていたトーマス・デン選手も完全合流を果たすことだができた。その一方、日本代表に招集されていた酒井宏樹選手は「プレーできる状況ではありますけど、それ以上は言えない」とニヤリと笑い「マリノスに情報を与えたくありません」と口を閉ざした。

この中断期間、フィジカル面で問題を抱えている選手もいたために全員が揃った練習ができない状況でも「今いる選手が、いかにマリノス戦に向かって準備ができるのかをテーマにしてきた」と準備に余念はない。

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