浦レポ by 浦和フットボール通信

リカルド監督が勝ち点3にこだわる大分戦の攻略ポイントは?

(Report by 河合貴子)

オリンピックによる中断前のラストゲーム

東京オリンピックのため中断期間に入る前、天皇杯3回戦のSC相模原戦を挟んでの3連戦のラストゲームは、アウェイに乗り込んで大分との一戦だ。大分戦も相模原戦と同様に我慢をしいられる戦いになりそうだ。

3勝4分け13敗と暫定19位の大分は、現在リーグ戦で4試合連続無得点が続き勝利から遠ざかっている。浦和を相手に勝利を収め浮上の切っ掛けを掴み中断期間を迎えたいはずだ。浦和としたら、低迷中の大分を相手にアウェイの地でしっかりとポゼッションして勝利し、上位戦線に浮上して気持ち良く中断期間を迎えたい。

リカルド・ロドリゲス監督は大分に関して「得点は少ないが、相手にチャンスを作らせないチームだ。彼らは、5-4-1のスタイルを崩さないチームで、低いブロックで退いて守ることによって相手に形を作らせない。また攻撃面では長沢に対するクロスを使ったりしていて、良い選手も揃っていると思う。いつもどおり自分たちの最高のレベルを見せなければいけない。Jリーグでは、そうしないと勝てないと思っている」と険しい表情を浮かべた。

浦和にボールを支配されることは、大分は当然想定しているだろうし、堅守速攻から1トップの長沢選手に当ててくるだろう。そして、長沢選手のポストプレーからミドルシュートを放ったりしてくる。長沢選手に入れられない場合は、ボールを保持しながらピッチに幅を使って仕掛けてくる。

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