浦レポ by 浦和フットボール通信

ルヴァン杯は個を見たい 次世代を担う才能の片鱗が見えた瞬間【轡田哲朗レッズレビュー/ルヴァン杯横浜FC戦】

(Report by 轡田哲朗)

セービングより、マイボールの関わりがスーパーだった鈴木彩艶

浦和レッズは21日のルヴァン杯第3節、横浜FC戦に2-1で勝利した。1点を先制されながら杉本健勇が2ゴールを決めて勝利したゲームになったが、特筆すべきはGKから最終ラインまで10代の選手が3人も出場して、個々に良さも出して勝利に貢献したこと。彼らのキャリアがこれからどのような歩みになるかは分からないけれども、こうやって実績を作っておくことでサッカー選手としてプレーできる時間が長くなる可能性は高まるから、おめでとうと言える試合になった。

リカルド・ロドリゲス監督は、このルヴァン杯とエリートリーグを使いながら、リーグ戦で出場機会が限られている選手にチャンスを与えつつ試合勘を維持して、なおかつリーグ戦に向けたヒントを得ることやオーディションの場として活用している。だから、この大会に関してはあまりチームとしてのことにフォーカスするよりも、「どんなチームに入っても、こういうのって良いプレーだよね」というものを少しピックアップすることができたら良いのかなと思っている。

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