3バックで手にしたロングボールへの強さ 停滞感の打破へ思い出すべき「外す動き」【轡田哲朗レッズレビュー/ACL GS第3節 全北現代戦】
(Report by 轡田哲朗)
極端に口数の減ったチームに3バック回帰の予感があった
浦和レッズは9日のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)第3節で、全北現代(韓国)にホームで0-1の敗戦を喫した。勝っても、引き分けても、負けても、それほど驚かないような試合展開と内容だったが競り負けた。オズワルド・オリヴェイラ監督のチームは、こういう試合を勝ちに持っていってこその部分があるだけに、表面的な勝ち点やグループの状況以上に痛い敗戦という印象を強くさせた。
スタメンが注目された試合でもあったが、オリヴェイラ監督は3バックへの回帰を選択。前日練習後の選手や、記者会見でのオリヴェイラ監督があまりにも喋らなさすぎたので、かえって何か変えるのではないかという予感は強まった。岩波拓也を入れるために外したのがエヴェルトンではなく長澤和輝だったのは少し驚きだったが、それ以外はベンチメンバー含めそれほどサプライズ感はなかった。
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