浦レポ by 浦和フットボール通信

両監督の思惑が交錯したミスマッチの矯正 決定力の差以外に見えたもの【轡田哲朗ゲームレビュー/明治安田生命Jリーグ第33節湘南戦】


(Report by 轡田哲朗)

4選手の欠場がフォーカスされたゲーム

浦和レッズは24日のJ1第33節、湘南ベルマーレ戦に1-2で敗れた。リーグ戦での3位以内の可能性を残すには勝利しか許されない試合だっただけに、先に0-2とされたところから1点を返したことをどれだけ前向きに捉えられるかは微妙なところだ。鹿島アントラーズが勝ったことで、浦和に直接的な作用ができないところで3位の可能性は消滅したというものの、それは結果論だ。要は、勝つべきゲームでその結果を得られなかったという事実はそこにある。

この試合は浦和が槙野智章、マウリシオ、柏木陽介、青木拓矢を欠いたことが話題になった試合だった。実際のスタメンは試合2日前の記事で予想したとおりであり、柴戸海をベンチに置いた理由もまた。その際に記した通りだったと思われるので、繰り返しても仕方がない。試合後になってしまうものの、それはご一読いただければというところだ。

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