浦レポ by 浦和フットボール通信

大槻監督が信頼を寄せた平川忠亮が初勝利に貢献 起用の狙いとは【河合貴子 今日のポイント/明治安田生命Jリーグ第6節仙台戦】


(Report by 河合貴子)

筑波時代に指導をしていたのが平川だった

「ピッチに立ったら、年齢は関係ない!90分やれるのは最低限だ。やる責任がある」チーム最年長の平川忠亮選手は断言した。その言葉どおり、平川選手は攻守のバランスを取りながら最後の笛が鳴るまで走り続けた。

若手の台頭とともに、徐々に失った試合出場。だが、成績不振による堀監督解任、強化体制の見直しがされた中、今シーズンリーグ初勝利を目指す仙台戦で、百戦錬磨の平川選手はじゅうぶんにその存在感を見せ付けたのだ。今シーズン初先発で、しかもフル出場を果たした仙台戦で1-0の完封勝利を飾った。

大槻監督は「今日このスタジアムで、このタイミングで闘えなかったら、おそらくその選手はこの先ずっと闘えないと思う」と初勝利を目指し、闘えるメンバーをピッチに送り込んだのだ。その中の1人が、38歳の平川選手であった。

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