連載第41回! 沖永雄一郎の”オールコートマンマーク!”『トレーニングの意図を勘ぐってみたものの…』
浦研プラスにて、サッカー専門新聞・『エルゴラッソ』の浦和レッズ番記者である沖永雄一郎氏の浦和レッズ・トレーニングレポート連載が開始されました! 冲永氏の独特で個性的な視点を通してクラブ、チーム、選手たちの動向を随時お届け! 新鮮で躍動感のある『浦和レッズ』の日常をぜひお楽しみください!
Text&Photo by Yuichiro Okinaga

©Yuichiro Okinaga
トレーニング内容を考察
みなさんこんばんは。自転車で大原に通うことにもすっかり慣れたのですが、来た時と同じルートで帰ろうとすると必ず迷子になってしまうのは何故なんでしょうね。気が付けば今日も、よくわからない道を走っていました。原因の究明が待たれます。
そんなわけで、今週の大原レポートに入る前にスケジュールをおさらいしておきましょう。第4節・湘南ベルマーレ戦のあと、チームは3日間のオフを経て21日に再始動。結果も対戦相手も公表されていませんが、23日には関東の某チームと練習試合を行った模様で、翌日を再びオフとしたあとの休み明けとなりました。
それもあって、25日は極めて軽めのトレーニングで終了。10時25分頃からランニングやフィットネス系のメニューを入念に行ったあと、11時頃から一部選手は室内トレーニングに移行し、その他の選手もパス&コントロールを行ったのみで終了。早い時間から囲み取材が始まっていました。
そして翌26日も続けて公開。負傷者の状況はというと、安部裕葵、アレクサンダー・ショルツ、そしてオラ・ソルバッケンが引き続き別メニュー。安部はグラウンドに出てのランニングを開始していますが、まだピッチを上げる段階には来ていません。ショレさんは室内でトレーニングをしている様子がちらっと見えました。
それと、「コンディション調整」とのことで25日は姿を現さなかった松尾佑介が、この日は途中からグラウンドに。軽くランニングなどを行っていました。懸案のソルバッケンさんについては……、続報を待ちましょう。
兄貴ことブライアン・リンセンについては、全体合流の一歩手前という感じ。今週末はまだちょっと早いかなという仕上がりで、3連戦が終わったあとくらいから、徐々にメンバーに絡んでくるのではと思っています。

©Yuichiro Okinaga
26日のトレーニング構成は以下のとおり。
トレ1:10対10(中4外6?)+1ポゼッション
トレ2:1対1
トレ3:11対11、守備練習?
トレ4:ハーフコート11対11
ポゼッションゲームは4対4+1と外周のレシーバーといった感じで、外側の人はタッチしたら中に入り、代わりに誰かが外に出なければいけません。キャンプでもやっていたメニューですね。
そして唐突な1on1。浦和では珍しいというか、私が担当している2020年以降の公開日となると、初かもしれません。興梠慎三を切り返しでアンクルブレイクさせ、二度目は股抜きと、佐藤瑶大が(攻撃で)やたら生き生きしていたのが印象的でした。

©Yuichiro Okinaga
さすがに3度目は慎三さんが防いで、逆に慎三さんの攻撃ターンでは佐藤を抜き去るなど面目躍如もあり。ほかには、大久保智明が酒井宏樹をひらりとかわすなどしていて、そろそろメンバーに入ってきそうな雰囲気がありますね。
トレ2はこれまでの例だと、サブ組が相手の予想布陣を敷いての守備練習。しかしこの日はお互いが[4-3-3]でプレーしており、紅白戦かと思いきやそれも違う感じで、片側の守備練習だったようです。メンバー的にはミックスという印象。
※トレ2メンバー
赤組
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