【島崎英純】2023-2024AFCチャンピオンズリーグ・グループステージ第5節/浦和レッズvs武漢三鎮・試合レビュー『勝利への道筋を照らした理不尽砲! 浦和、土壇場で勝利を掴む』

©Yuichiro Okinaga
意図的な攻撃構築
連戦が続く浦和レッズは慎重なチーム編成を施した。明本考浩が出場停止の中、左サイドバックには大畑歩夢が起用され、荻原拓也は右サイドバックへ回った。また伊藤敦樹の負傷で再考が求められているダブルボランチは岩尾憲と安居海渡のセット。そして2列目は右から小泉佳穂、中島翔哉、髙橋利樹が並んだが、この立ち位置は試合途中に変化した。そして1トップにはブライアン・リンセンが立ち、ホセ・カンテはベンチからのスタートになった中、興梠慎三はメンバー入りもしなかった。GK西川周作、CBアレクサンダー・ショルツ&マリウス・ホイブラーテンという盤石な最後尾がチーム全体を下支えする中で、浦和はシーズン終盤に入り、過密が続く試合日程の中でぎりぎりの戦力を維持している印象がある。また、それに加えて、浦和の現場責任者であるマチェイ・スコルジャ監督が前節の浦項スティーラーズ戦で退場となり、アジアサッカー連盟から4試合のベンチ入り禁止が科せられたことで今節はラファエル・ジャナスコーチが直接指揮を執る格好になった。
【2023-2024AFCチャンピオンズリーグ・グループステージ第5節/浦和レッズvs武漢三鎮・スターティングメンバー】
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