連載第11回! 沖永雄一郎の”オールコートマンマーク!”『コーチ陣とアイコンタクト!』【浦和レッズ・トレーニングレポート/埼スタ雑感編】

浦研プラスにて、サッカー専門新聞・『エルゴラッソ』の浦和レッズ番記者である沖永雄一郎氏の浦和レッズ・トレーニングレポート連載が開始されました! 冲永氏の独特で個性的な視点を通してクラブ、チーム、選手たちの動向を随時お届け! 新鮮で躍動感のある『浦和レッズ』の日常をぜひお楽しみください!

Text&Photo by Yuichiro Okinaga

埼スタには独特の趣がありますね/©Takehiko Noguchi

埼スタは最高!

どうもです。今週は初めて、浦研+の配信に長時間出演させていただきました。そこでしゃべりすぎてしまったのと、今週も連戦ということで練習公開は無し。ネタが枯渇していますが、まあ頑張っていきましょう…。

今季2度目のホーム開幕戦!ということで、ひさびさに埼スタに行ってきました。わたしは北浦和在住なので、駒場開催だと徒歩10分、チャリなら5分と掛からずに到達できます。なので正直、駒場開催のほうがありがたいと思うこともあります。帰宅して速報業務に取りかかれるというのは大変ありがたいことです。

ただやはり、埼スタのほうが気合が入るところはありますね。雰囲気もさることながら、箱の大きさ、施設面がとても充実しています。わたしが記者デビューした直後にパンデミックが発生したため、現地入りできる記者数も制限され、アウェー取材に行くことは稀でした。

なので、しばらくは埼スタの設備しか知らずに仕事をしていましたが、徐々に緩和されてアウェーに行くことも増えてきます。そこで感じたのが「あっ、埼スタの設備ってすごいんだな、あたしは恵まれてるな……」ということです。

他会場を例に挙げると、コロナ禍のニッパツ三ツ沢球技場は、従来の記者席が関係者席(VIP席?)となり、記者連中は一般席から確保されたスペースがあてがわれていました。当然、机も電源もありません。みんな膝にノートPCを乗せて、おじさんたちが縮こまりながら仕事をしていました。

しかもメインスタンド最上段あたりに記者席が配置されているので、中央部の建物によって反対側のコーナー付近は完全に死角となります。スローインなのかコーナーキックなのか、誰がキッカーなのかもまったくわからず苦労しましたね…。

(残り 889文字/全文: 1881文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

1 2
« 次の記事
前の記事 »