連載第10回! 沖永雄一郎の”オールコートマンマーク!”『ザイオン、危機一髪』【浦和レッズ・トレーニングレポート】
浦研プラスにて、サッカー専門新聞・『エルゴラッソ』の浦和レッズ番記者である沖永雄一郎氏の浦和レッズ・トレーニングレポート連載が開始されました! 冲永氏の独特で個性的な視点を通してクラブ、チーム、選手たちの動向を随時お届け! 新鮮で躍動感のある『浦和レッズ』の日常をぜひお楽しみください!
Text&Photo by Yuichiro Okinaga

真剣な表情でシートを貼る鈴木彩艶。バックからの写真もありましたが、掲載は自重しました/©Yuichiro Okinaga
ヒヤリハット
なんとも久しぶりの大原。快晴に恵まれ、そして暑い。
起床した際はちょっと寒いかもと思っていたのだが、練習が終わるころには25℃くらいまで気温が上がっていた。午後からは階段アート企画の取材があったので、踵を返して浦和区役所に(チャリで)向かうも息切れしてくる。
区役所の手前で自販機を発見したので、すわ水分補給をと足を止めるもなぜか全商品「売切」の表示。息も絶え絶えで区役所に転がり込んだが、ここでも自販機が見当たらない。外のキッチンカーも食事メニューしかない。
うろうろしているうちに、地下にコンビニを発見。ようやく手に入れたポカリを吸収しながら待合場所に戻ると、すぐ隣の通路に自販機が3台もあったことに気付く。人生とはそういうものである。
階段アートの作業自体は簡単なものだが、なにぶん貼るシートの数が多い。小泉佳穂はちょっとお疲れ気味で、鈴木彩艶も大きな体をかがめながらで大変そうだった。繊細に貼り続けていたが、彩艶いわく、「これでも(練習着の)サイズが小さいんですよ」と、ちょっとお尻が露出しそうにもなっていて危なかった。ここは昼下がりの行政施設である。
なんやかんやで、1時間かからないうちに作業は終了。彩艶は『浦』の字の部分を貼ったときに「これちょっとずれてないですかね。大丈夫ですかね」と心配そうだった。あとでそのことについて聞くと「大事な『浦』の字ですし、サポーターの方々のビジュアルサポートはいつもズレてないので、その気持ちで頑張りました」との回答。あまりにも浦和人すぎる。
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