2022Jリーグ第1節 京都サンガ戦 曺 貴裁監督「世界に通用するみたいなちょっと大口たたいてやってますけども」

曺 貴裁監督

僕自身、2019年以来のJ1の試合でしたけども、本当に試合の前から変な高ぶりもなく、本当にいつもやっていることをそのままやろうっていうことで選手と話をしてピッチに送り出しましたけど、本当に勝利は明らかに今日、我々の出来が良かったっていうよりは、いつもキャンプから、始動日から準備してきたことを選手はそのままやったと思いますし、非常に堂々とプレーしてくれたこと、この素晴らしいサンガスタジアムでの勇姿を僕は嬉しく思いました。

後半ちょっと押されたところも含めてフットボールというのは、攻撃と守備が切り離されているわけじゃなくて、ちょっとした隙、ちょっとしたところで勝負は決まってしまう残酷なスポーツだと思っているので、そういう意味で全員で勝利に向かってこのJ1の舞台を楽しんでやれたんじゃないかなと思います。

途中でちょっと怪我をして走れなかった選手とか、足がつった選手もいましたけども、非常にスリリングでアグレッシブな展開で本当に京都のサポーターの方、まだ浦和からも沢山サポーターがこられましたけども、久しぶりのJ1で、世界に通用するみたいなちょっと大口たたいてやってますけども、本当にアドベンチャーの一歩を進めたんじゃないかなと。選手に感謝したいなと思います

Q J1に挑む選手が多い中で、ビッグクラブ相手に物怖じせず、真っ向から勝負したと思うが?

サッカー、フットボールを試合するのに真っ向勝負以外の戦い方が存在するとしたら、その戦い方が今、サンガの選手にとって必要かどうかっていうと、全くそうは思わないし、我々はJ1の経験をしていない選手、初めてピッチに立った選手も含めて、自分が肌感覚で相手に対してどうなのかっていうのを学ばない限り、成長も勝利も得ないと思ってるので、今日初めてピッチに立った選手もいましたし、J1に戻ってきた選手もいましたし、逆に古巣の浦和の選手もいますけど、それぞれがチームのやり方を理解して、自分を出してくれたと思いますので、それ以上も以下もないっていうか、そういう気持ちをこのシーズン続けていけばいいんじゃないかなと思います。

Q 得点シーン、川﨑選手が深い位置まで持ったのがあの時初めてだと思うが、なかなか決定機がないなかでどういう風に評価する?

前半から流れとして悪くなくて、ハーフタイムに、シュートの時もう少し思い切ってボックスで入って言ったり、遠目でも足振っていくって話をしたんですけど、そうたはああいうことを去年の中盤以降に覚えて、自分でパスするだけじゃなくて運んでいくってことも覚えた選手なので、一番後ろの方から勇気を持って、あそこのボックスに入っていったところが非常にすばらしかったですし、ああいう練習をたくさんやってきた成果は出たかなと思います。

Q 麻田選手が左サイドバックで出ていたが、狙いは?

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