日々雑感―関根貴大『自覚すべき者』

©Takehiko Noguchi
レジェンドたちが去る
2021シーズンの浦和レッズは最終盤に入り、Jリーグ第38節の名古屋グランパス戦、天皇杯の準決勝・セレッソ大阪戦、そして決勝へ勝ち上がった場合は川崎フロンターレと大分トリニータの勝者との対戦を残すのみとなった。
そして、来る2022シーズンはクラブが定めた『3年契約』の最終年で、チームはAFCチャンピオンズリーグへの参戦とリーグ制覇を目標に掲げる。その布石としてクラブは断続的に補強策を敢行するとともに、これまでチームを支えてきた選手たちの現役引退、もしくは契約満了がアナウンスされている。中でも今季限りでチームを離れることになった阿部勇樹、槙野智章、宇賀神友弥の3人は長くクラブに在籍し、ピッチ内外で大きな影響力を及ぼしてきた選手たちだった。
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