坪井慶介さんが語る、湘南戦のこと。そして今の浦和に思うこと。[後編]

 坪井慶介さんが浦研プラスに初登場! 前回は現役引退を決断したご自身のことや、2002年から2014年まで在籍した浦和レッズ時代の思い出などを語っていただきました。そして今回の後編では、新型コロナウイルスの流行で中断しているJリーグについてや、坪井さんが実際に現地で取材をしたJリーグ第1節の湘南ベルマーレvs浦和レッズの印象やレッズの戦術、戦略の考察、新システムの浸透度、今後への課題をお話しいただき、最後は今の浦和レッズについても正直に語っていただきました。

 

Jリーグが再開される日を待ち望んでいます

Jリーグ中断と、その影響は…

 新型コロナウイルスの流行に関連して、今はJリーグが一時中断しています。中断の決断は難しかったと思うのですが、早い段階で決断した点は良かったのではないでしょうか。もちろん今後も様々影響や懸念はあると思うのですが、今は世界中に感染が広がっているわけですから、結果的に日本のサッカー界が早期に中断を決断したのは良かったことだと思っています。

 僕は2011年の東日本大震災の時にリーグの中断を経験しています。その時のことを踏まえて今の選手の心情を想像すると、非常に難しい状況に置かれていると思います。

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