2016J1リーグファーストステージ第7節・ベガルタ仙台戦[渡辺晋監督][監督コメント]
○渡辺 晋監督
Q まずは試合の総括をお願いいたします。
お疲れさまでした。九州で非常に大きな地震があって、被害に遭われた方、亡くなられた方がいるというような状況でのゲームでした。われわれもキャンプでお世話になっている地ですから、このアウェイの浦和からわれわれが勇気や元気や笑顔を届けられるようなゲームをしようと言って送り出したが、まずはそれをかなえられなかったことが非常に悔しいし、九州で非常に悔しい思いをしている方々に残念な思いをさせてしまって申し訳ないなという気持ちになっています。また、仙台からもたくさんのサポーターが来てくれましたが、今日に笑顔を届けることができず、非常に残念です。
浦和さんを相手に、まずは守備から入ろうという話をして、そういったゲームプランで臨んでいた。前半の立ち上がりは少しバタついたけれども、次第に落ち着きを取り戻して、シュートは打たれましたけれども最後のところでは相手を自由にさせなかったのではないかと思っている。奪った先のカウンターは、数は少なかったが、効果的な配球と飛び出しもあったと思う。後半も同じようにゲームを進めていくこと、プラスして少しマイボールの時間を増やしたいというような話をしたが、そこがちょっとうまくいかなかったことが反省点。1点を失った後に、ここ数試合は立て続けに点を取られていたので、まずはしっかりそこをメンタルとして下を向かないこと、もう一度切り変えてやり直すこと、そういったことを考えれば、三田のゴールで追い付けたのは前の二試合を考えれば少しの成長なのかなと思う。しかしながらその後に追加点を奪われたし、まだまだわれわれに課題はたくさんあるということも同時に考えているので、そういったものをしっかりとこれからまた、修正して、まずは次のJリーグヤマザキナビスコカップにつなげていきたいと思う。
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