【無料記事】2016Jリーグ1stステージ第5節・ヴァンフォーレ甲府戦[興梠慎三][選手コメント]

Q  クリスティアーノを下げてディフェンスを6枚にしたことで、相手はひとり余って当たりに行けず失点したと佐久間監督が指摘していましたが、相手のディフェンスが6枚になって、何か感じた部分はありますか。

 

関係ないっすよ。あんな、面白くないサッカーに負けたくないという気持ちはありますから。

 

Q  今までは守られて、カウンターも受けたチームに2点取って勝てた。

 

ずっと勝てていないというのは皆、悔しい思いがあったし、川崎みたいに攻撃的なサッカーで(真っ向勝負して)引き分けなら俺らももちろん納得行く。でも、こんな引いて何もないチームに引き分けというのは、やっぱり、やっている俺らも悔しいですけど、ミシャがやっているサッカーが通用しないではないですけども、上手くできないというのが一番悔しかった。だから、そういう意味で、ミシャらしいサッカースタイルで崩せて点を決められたのは一番嬉しいし、間違いはなかったなと思いました。

 

Q  これで公式戦4試合連続ゴール。いつも代表のことはいいと言いますが、これでまた続けていけば、今回選ばれなかったですけども、代表入りということも

 

代表は、いいかな。代表は全く考えていないですね。代表があるから今、やっているわけじゃないし。チームに貢献したいという思いで頑張っているから。代表は二の次です、はい。

 

Q  (質問内容不明)

 

そういう高い目標は別にない。目の前の試合に。もちろん誰もが得点を取りたいという思いがあるでしょうけど、まずは目の前に置いている自分の目標は、今年中に100ゴール決めたいなという思いはあります。

 

Q  3年連続で甲府戦は引き分けでしたが、今回はしっかり勝利して、これまでを超えました。

 

やる前から甲府戦は良いイメージがなかった。それを何とかして変えていこうというのがあったから、球際でも皆激しく行っていたし、本当に勝ったことが嬉しいですけど、最後の1失点は皆、すごいショックを受けていて、そこはチームが成長したと思えました。前だったら勝って喜んでいたけど、今日は1失点したことで悔しがっている選手がいた。特にディフェンスは悔しがっていたから、見ていて成長したなと思いました。

 

Q  人数を掛けて守っているチームに縦パスで崩して得点するのは理想だと思いますが、ずっと狙っていたと思うのですが、後半のあの時間まで掛かってしまったのか、それとも我慢してやり続けたから、あの時間帯で得点できたのか。

 

もちろん前半からあのようなプレーはしたかったんですけども、相手もまだ走れるし、なかなかスペースがなかった。でも後半は、あれだけボールを回したら相手も疲れるだろうし、ちょっとまあ、前半よりは緩くなるだろうなと話していました。

 

Q  森脇選手が素晴らしい得点を決めました。

 

毎試合ああいう感じでシュートを打ってますけど、だいたい上にバーンって外していて、10本中1本くらいは入るだろうなと思って見ていましたけど、今回は打った瞬間の軌道が入るなという感じだった。引いたチームにああいうシュートは、打つことが大事だし、でもガムシャラに打つだけじゃなく、縦パスを入れたりとか、そこを極めた上でね。モリには、その点をもっと突き詰めていきたいなと思います、ええ。でも、あれはナイスシュートだったし、チームを救った1点でした。

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