2015天皇杯決勝 浦和レッズvsガンバ大阪「ミハイロ・ペトロヴィッチ監督コメント」(2015/12/30)

○ミハイロ・ペトロヴィッチ監督
今日のゲーム、敗戦してしまったという結果に対しては、我々レッズとしては非常に良くないであろう。ただ、試合自体は見ている方にとっては、非常に緊迫感のある好ゲームであったのではないかと思う。我々、立ち上がり、あまり良い前半では無かった。中盤で相手にフリーでボールを持たせてしまう、そういう時間帯が多かったのではないかと思う。ガンバの方が前半は決定機が、チャンスがあったのではないかという風に思いますけど、そういう中でリードされましたけれど、前半は我々の方、出来があまり良くなかったのですが、1対1という同点のスコアで折り返した。後半に入って我々の方が相手に対してプレッシャーをかけて主導権を握ってゲームが進められたのではないかと思う。チャンスは我々が多く作れていたと思いますし、ただ、そういう中からコーナーキックから先に失点してしまった。その後も多くチャンスを作ったわけですけど、同点に追いつくことが出来なかった。敗戦してしまったことに関しては非常にがっかりしている。ただ、選手たちはこの試合、勝利するべく、カップを手にするべく、全力で戦ってくれたというふうに思っている。今日で今シーズンが終わりましたけど、残念ながら我々、タイトルを手にすることが出来ませんでしたが、ただ、がっかりはしていますけど、監督としてポジティブなものも、私自身、見えましたし、そして、負けましたけれど、シーズンを通して非常に良い戦いが出来た、そういったシーズンであったと思っている。ただ、勝てなかったことに関しては、やはり我々、何かが足りなかったという風に思っていますし、その小さいことも、一つ一つを積み重ねていくこと、それが来シーズンの成功に繋がると思っている。

(残り 1620文字/全文: 2353文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »