【島崎英純】2015Jリーグ2ndステージ第8節・仙台戦レビュー(2015/8/23)
洗練のコンビネーション炸裂
これまでの戦いでベガルタ仙台が浦和レッズのシステムに合わせて3ー4ー2ー1で対峙してきたのは記憶にない。昨季まで仙台に在籍した武藤雄樹も驚きを隠せなかったという。「4ー4ー2は仙台の代名詞で、僕もそのシステムでしか戦った経験がないので、正直仙台がシステムを変えてきた時は驚きました。ただ、それならばウチの方が有利だろうとも思いました。ウチは常にこのシステムでプレーしていますから」
武藤の論旨は他のチームが浦和対策を採る際の慣用句になりつつある。平川忠亮も同じ趣旨のことを語っていた。
「ミラーゲームは以前はまだしも、今では得意というか、むしろウチが有利になる形なんじゃないかと。仙台がウチを上回るのは厳しいと思っていました。僕らは相手を崩すトレーニングを常にしてきましたし、2点目はまさにその形でしたから」
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