【特別無料記事／2015AFCチャンピオンズリーグ・グループリーグ第５節 浦和レッズ vs 水原三星戦】西川周作選手のコメント(2015/4/22)

2015年04月22日 10時16分　
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○西川　周作
（前半は良く耐えた）
そうですね。メンバーも変わった中でやるというのは頭に入れながら、チームがうまくいかない時にどういうプレーが出来るかというのをトライしようと思っていたので、攻められてはいたんですけど、我慢することで結果は前半０対０で終えれたというのはポジティブに思っていましたし、ハーフタイムの雰囲気も勝ちに行こうってすごい雰囲気が流れていました。ただ、先制した後、逆転されてしまっているっていうのはしっかり受け止めないといけないですし、もっともっとチームのためになるようなプレーっていうのを数多くしたいなと思っています。

（前半のピンチ3本あったが、対峙して何を考えていたか）
まず1本目のスルーパスは、本当に自分のポジショニングもしっかり把握出来ていましたし、相手が近くなればなるほどコースは限定してくるので、股を狙わせたというか、狙い通りのプレーだったなというような感じです。

（もったいない失点だった）
そうなんですよね、もったいない失点でした。人がいたんですけど、ニアにマキがしっかり付いて、フォアに2人ぐらいいて、その2人いる中の1人でも真ん中の選手を見ていければ、防げた失点だと思いますし、完全にどフリーにさせてしまって、難しい部分があるので、そこはチームとしてすごく反省しないといけないと思いますね。

（得点をした12番は入ってきてすぐだった）
そうですね。すぐでしたね。でも2点ともクロスからの失点っていうのは、偶然でもなんでもないと思いますし、自分達の意識で防げる部分は数多くあると思うので、やっぱり常に試合に出ている選手だけじゃなくて、チーム全体で意識っていうのを、クロスに対しての意識とか、責任感というのをもっと、みんな持っていければなと思います。

（結果的にＡＣＬ５試合未勝利、Ｊでは勝てているがどう感じているか）
やっぱりもどかしいというか、自分達が日本でしか勝ててないというところでは、すごいもどかしい気持ちというか。内容は良いサッカーできても、最後ロスタイムにやられたりとか、終盤に失点してしまっているっていうのは、やっぱ足りないものがあるからだと思っていますし、もっとこう、疲れてきた時にどういう意識でやれるか、もっと自分を犠牲にする精神だったり、基本的なところが最後、大事になってくるんじゃないかと思っています。

（先制すればＪでは勝てるが、その勝ちパターンに持ち込めないのは精神的なところになるのか）
うーん、そういうところで取れるボールも取れなくなってしまったりとか、球際で負けてしまったりとか、そういうので流れも変わっていくと思うので、悪い時にどう気持ちを保つかとか、もっとポジティブになってやっていければ、もっと結果に繋がってくると思います。内容自体は悪くないので、とにかく結果が出ないといけない世界でもあるので、そこはＪで生かしていきたいなと思っています。

（現在ＡＣＬ勝ち点1で次負けると日本勢の最低勝ち点に。これまでは広島の3だが、その年の広島はＪで優勝した）
あぁ、ありましたね。そうですね、そうしないといけないですね、僕たちも。このまま終わるわけにはいかないですし、誰一人消化試合とも思っていないので、このまま勝ちもしないまま終わるＡＣＬというのは、Ｊリーグを代表して出ているので、そういう強い責任感を持って、アウェイで勝ってきたいなと思っています。

（試合後、サポーターからはチームへはブーイングだったが西川さんへは拍手だった。どんな声、そしてどう感じたか）
リーグ戦頑張れよ、とかナイスプレーだったぞとか。サポーターの方は常に自分の背中にいてくれる存在ですし、当然良いプレーしていければ、サポーターの方も喜んでもらえるっていう、あとはチームを勝たせたかったっていう自分の気持ちがあるので、申し訳ないという気持ちが強かったんですけど、サポーターの方は拍手で迎えてくれて、またポジティブに捉えて次もゴールを守りたいなと思っています。

（今日は１対０になった後、守備に重心をおくなどの意思統一は）
いや、特には無いですね。１対０で、自分達は出来れば複数得点で勝ちたかったですし、１対０でまだ時間もあったんで、完全に引いて守るってやり方はまったくしてないので、そういう意識は無かったです。

（チームとして2点目を取りにいこうと）
そうですね、いつも通りと一緒のような感じで。最後の最後になれば、サイドも上がらないですし、我慢してやるってのが、今のリーグ戦でもあるんですけど、今日は時間があったので、点は取りに行きましたね。