私は、坪井慶介にまだサッカーをプレーしてほしいと思っている【島崎英純】日々雑感-坪井慶介−This is professional(2014/11/9)
私が最初に選手インタビューをしたのは坪井慶介だった
イガグリ頭の青年は、謙虚で礼儀正しく聡明で、何より熱情溢れる選手だ。他の選手には失礼な物言いになるが、坪井慶介という人物はおよそ既成のプロサッカー選手とは異なる個性を持つ、ある意味破天荒な人だった。
坪井は2002年シーズンに福岡大学から浦和レッズへ新卒加入した。当時の浦和は世代交代に着手したばかりで、高卒、大卒の新人を数多く獲得してチームの再構築を図っていた。時の指揮官はハンス・オフト。浦和は元日本代表監督で選手の能力を見抜く慧眼に定評のある指導者の下で、まさに再生の道を歩もうとしていたのだった。
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