【島崎英純】日々雑感-現状整理(2014/6/27)

コスタリカ代表には要注目

日本代表のワールドカップでの戦いは終わった。ブラジルワールドカップはベスト16進出チームが決まり、今後は決勝トーナメントというタイトルを争う戦いが始まる。開催国のブラジルが下馬評通り優勝まで突き進むのか。それともアルゼンチン、コロンビア、チリ、ウルグアイらの他の南米勢が地力を発揮するのか。過去南米大陸開催でのヨーロッパ勢の優勝経験はないが、今回ベスト16に進出したオランダ、ドイツ、フランスらは強かさと豊富な選手陣容を誇り、虎視眈々と頂点への道筋を探っているだろう。また個人的には若手の躍進著しいベルギーに大きな期待を寄せている。そしてグループリーグで最大のサプライズを起こした中南米代表のコスタリカには要注目だ。グループリーグでイングランド、イタリアのワールドカップ優勝経験国を撃破した勢いはどこまで続くのか。また中南米代表はコスタリカ以外にもメキシコ、アメリカが決勝トーナメントに進出して存在価値を高めている。ロンドンオリンピックを制したメキシコには高い潜在能力があるし、ユルゲン・クリンスマン監督率いるアメリカはスピード&パワーに加えて熱い闘志を備えるエモーショナルなチームだ。

(残り 2472文字/全文: 2977文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »