野望を抱く19歳【島崎英純】日々雑感-関根貴大(2014/11/6)

デビュー直後は一心不乱だった

Jリーグ第14節・セレッソ大阪戦でゴールを決めた時は無我夢中だったので逆足の左足でシュートを打ったことなど気にも留めなかった。でも後にVTRで確認すると確かに瞬間の判断で打っている。半ば走り抜けるように振り切ったシュートだが、それでも内心手応えはあった。チームを勝利に導く貴重な決勝点だったし、何よりプロ初ゴールだったから、あれから100回以上映像を見直している。それだけ嬉しかった。

プロデビュー直後はとにかく一心不乱だったので、立ち塞がる相手を抜き去ることしか考えていなかった。ボールを保持したら縦へ勝負。それが自らのストロングポイントだと認識していたし、レギュラーを掴み取る最善策だと思っていた。

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