浦和の守護神が代表でついに新たな第一歩を踏んだ【島崎英純】日々雑感-笑顔の守護神-西川周作(2014/10/11)

代表で始まったポジション争い

日本代表対ジャマイカ代表戦。アルビレックス新潟のホームであるデンカビッグスワンスタジアムには39,628人もの大観衆が集まった。スタジアム周辺では青い代表ユニホームを身に纏ったファン、サポーターが列を成し、期待に満ちた表情で談笑している。浦和レッズのゲームも多数の観客が詰めかけるが、最近は新潟vs浦和のゲームでビッグスワンがフルハウス状態になることはない。しかも今回の代表ゲームは平日のナイターであり、集客には不利な条件が揃っていた。それにもかかわらずこの入りである。改めて代表人気の高さを実感する。

浦和レッズから日本代表に選出されたのは前回のハビエル・アギーレ監督初陣のウルグアイ代表戦、ベネズエラ代表戦の2試合と同様にGK西川周作だけだった。現在国内最高峰リーグのJリーグで首位に立つチームからフィールドプレーヤーが誰も選出されない現状は寂しい限りだが、ここは現状を打破すべく精進するしかない。今代表の最終ターゲットは4年後の2018年ロシア・ワールドカップであり、その過程の中で浦和の選手が代表に選出され、地位を固める可能性はこれから十分にある。

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