優勝への思い、何より相手云々ではなく確実に勝利を果たす観念を貫くことで結果を得られる【島崎英純】2014Jリーグ第27節・徳島戦プレビュー(2014/10/4)

油断大敵の徳島戦

厳しいリーグ戦3試合を2勝1敗で終えた浦和レッズは、一週間のインターバルを経て今節、リーグ最下位の18位に低迷する徳島ヴォルティスと対戦する。

相手を侮れば間違いなく足下を掬われる。徳島とはすでに今季2度対戦し、ヤマザキナビスコカップ・グループリーグで4-3、リーグ第16節で2-0といずれも浦和が勝利している。しかし、試合内容は拮抗していて容易く勝ち星を得られたわけではなかった。
徳島の小林伸二監督は浦和に対して3-4-2-1を採用する。いわば『ミラーゲーム』だ。今季の浦和は1対1の対人勝負に絶対的な自信を備えており、『ミラーゲーム』の戦績は良い。だが、ある側面から浦和が徳島に苦戦する要素はある。

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