弱点を補うのではなく長所を標榜し続ける勇気を。【島崎英純】日々雑感-ブラジルワールドカップ-コートジボワール戦雑感(2014/6/15)
慎重な立ち上がりとなった15分間
試合開始立ち上がりからの15分間が今大会の趨勢を決める重要な時間帯になると思っていた。
現在の日本代表のストロングポイントは間違いなく攻撃にある。前線から積極的に相手ボールホルダーへアプローチしてプレスを仕掛け、敵陣でボールを奪ったら複数人が連動してショートパスコンビネーションで相手守備をブレイクする。ヨーロッパのサッカーシーンではドイツ・ブンデスリーガ1部のボルシア・ドルトムントがユルゲン・クロップ監督の下で『ゲーゲン・プレッシング』なる猛烈な前線プレスで相手ボールを刈り取って一気に敵陣へ殺到するアグレッシブな攻撃を浸透させたが、アルベルト・ザッケローニ監督率いる日本代表もそれに似たスタイルを有している。
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