【島崎英純】2012Jリーグ第23節・清水戦レビュー(2012/8/26)

共通理解を持って清水を攻略

清水エスパルスは予想布陣とは異なる形で試合に臨んできた。アレックス・ブロスケを杉山浩太と横並びにするダブルボランチで起用し、トップ下に大前元紀を配備し、本来大前のポジションである右サイドには17歳の石毛秀樹を起用した。石毛は今季5試合に出場しているが、それでも上位進出が懸った重要な一戦で大事な役目を任されたことになる。

ただし、清水のシステムは予想通り4-2-3-1だったために、浦和レッズの選手たちは共通理解を持って攻略を図れた。梅崎司が語る。
「今季のJリーグでは広島以外、たいていは4バックを採用するチームですから、どのように攻めて相手守備をブレイクするか、選手皆が同じ考えを持っていると思います」

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