【島崎英純】2012Jリーグ第21節・神戸戦プレビュー(2012/8/10)
今後のスカウティング対象になった東京戦
浦和レッズはJリーグ第20節・FC東京戦で前半に宇賀神友弥、マルシオ・リシャルデスのゴールで2点のリードを奪ったものの後半に反撃され、椋原健太、長谷川アーリアジャスールのゴールで同点に追いつかれてドローに終わった。
前半と後半で全く異なる内容になったことは反省材料だ。相手が後半からシステムを4-2-3-1から3-4-1-2に変更したことで混乱が生じ、各選手のマーキングが曖昧になって守備網が決壊してしまった。浦和はゾーンディフェンスを敷くためにスペースへ飛び込んでくる相手にタイトなチャージを仕掛ければ守備人数が揃うはずだが、ダイアゴナルランを駆使したポジションチェンジを仕掛けてきたFC東京攻撃陣の動きに二の足を踏んで受け持ちエリアから逸脱するプレーが目に付いた。今季これまで、浦和の守備はそれほど混乱を来たしたことがないだけに、FC東京戦の後半の試合内容は今後の対戦相手のスカウティング対象になるかもしれない。
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