【浦研プラス特別対談3月・後編】「ミシャ監督のスタイルとチームの方向性」(2012/3/6)
中盤をコンパクトにしない特異なスタイル
島崎「確かに、ミシャ監督のやり方は、基本的なことと思われるようなことでも逸脱している部分があります。守備のときには全体が引いてコンパクトな陣形を作っていますが、攻撃のときはかなり間延びしています。中盤がスカスカで、ボランチが広大なスペースを埋めるような印象がありますね。常に全体をコンパクトに保つようなサッカーではありません」
福田「なんでコンパクトにしなくても良いかというと、守備がべた引きだからだよ。ボールを奪うために高い位置で守備をするのであれば、攻撃のときもラインを上げてコンパクトにした状態で攻めなければならない。ただ、高い位置でボールを奪う意志がないのなら、コンパクトにする必要はない。攻撃のときには自分たちの陣形が広がっていたほうが良いし、間延びしていようと問題はないという考え方もある」
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