仙蹴塵記

去りゆく者たちへ2023(10) MF 2 秋山陽介 多彩なキックに強さを加えて

ベガルタ仙台は11月12日の明治安田生命J2第42節・町田戦で2023シーズンの全公式戦日程を終了。12月2日には2023ファン感謝の集いとボランティア感謝の集いで支えてくれた方々に挨拶し、4日のスポンサー謝恩パーティーをもって今季のチーム活動を終えました。森山佳郎新監督を迎える2024シーズンへのピッチ内外の備えは進んでいますが、2023年をもって仙台の選手としては去る方々もいます。例年のように、惜別と感謝の言葉とともに、彼らの功績を振り返る企画をお届けします。

第10回は、秋山陽介選手です。


ベガルタ仙台がJ1にいた2021年に加わった秋山陽介だが、力強さは当時よりもJ2での今季の方が大幅に増していたかもしれない。2022年にU-15時代の古巣である千葉に期限付き移籍、そして帰ってきた2023シーズンには自ら「守備の部分でより個人戦術の理解度や、チームとしてどう守るかを落としこんでもらった」と話したような収穫とともに、仙台で勝負することとなった。

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