仙蹴塵記

去りゆく者たちへ2023(7) MF 10 梁勇基 多くの場所からメッセージを伝え

ベガルタ仙台は11月12日の明治安田生命J2第42節・町田戦で2023シーズンの全公式戦日程を終了。12月2日には2023ファン感謝の集いとボランティア感謝の集いで支えてくれた方々に挨拶し、4日のスポンサー謝恩パーティーをもって今季のチーム活動を終えました。森山佳郎新監督を迎える2024シーズンへのピッチ内外の備えは進んでいますが、2023年をもって仙台の選手としては去る方々もいます。例年のように、惜別と感謝の言葉とともに、彼らの功績を振り返る企画をお届けします。

第7回は、梁勇基選手です。


ついにこの日が来てしまった。

プロフットボーラーなら誰しも、キャリアの始まりと終わりがある。多くの選手は、その間を10年続けることも難しい。そのプロ生活を20シーズンにも渡り続けていた梁勇基も、ついに2023年12月18日に引退を発表することとなった。

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