仙蹴塵記

【この瞬間から】明治安田生命J2第8節 甲府戦 45+2分

パスの出し手と受け手、チームとしてのねらい、それらがピタリと合って生まれたゴールだった。今回の明治安田生命J2第8節・甲府戦からは、そのような45+2分の場面を取りあげる。

まず、この試合での仙台は、「甲府の最終ラインの裏をいかにしてとるか」をテーマのひとつにして準備をしていた。中央を効果的な縦パスで割ることも、サイドの裏を突いてクロスに持ち込むことも、公開されていたトレーニングの中で練習していた。ただし、前節・長崎戦などで負傷者が出ていたり、逆に復帰した選手がいたり、U-24韓国代表から戻ってきたキム・テヒョンのような選手がいたりと、選手の出入りが多く、連戦を考慮したコンディションの見極めも伊藤彰監督らコーチングスタッフには必要だった。

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