仙蹴塵記

【道中から】2022年の足跡(10)

2022シーズンのベガルタ仙台は、2009年以来のJ2を戦いました。その明治安田生命J2リーグ戦42試合、天皇杯2試合の合計44試合を振り返ります。シーズン総括は既にいくつかの媒体でしておりますので、ここでは試合ごとにその時期の練習写真とともに振り返ります。
各試合で、選手やスタッフ、プレーについて振り返る<チーム>と、取材者として訪れた現場について語る<スタジアム>の2項目を設けました。
今回は第26節から第28節までを振り返ります。移動距離が長かった時期でした。
(全15回予定)


○明治安田生命J2第26節・琉球戦(7月10日・タピスタ)

<チーム>
前節から中3日で、今季J2最南端のアウェイに飛びました。コンディション調整が難しいところでしたが、真瀬拓海選手のゴールで幸先良く先制。しかし追加点が取れなかったことで流れが変わり、追いつかれてしまいました。中島元彦選手の負傷欠場が響いたところもあったとはいえ、痛い引き分け。加藤千尋選手はPKを元コスタリカ代表ダニー・カルバハル選手に止められたり、後半の失点に繋がるボールロストがあったりしましたが、ミスの責任があるとはいえ、挑戦した姿勢は大事です。試合後には猛省しながらも「(PKを)次のチャンスで蹴れるなら蹴りたい」と前を向いていました。

(残り 1214文字/全文: 1760文字)

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