仙蹴塵記

【道中から】2022年の足跡(9)

2022シーズンのベガルタ仙台は、2009年以来のJ2を戦いました。その明治安田生命J2リーグ戦42試合、天皇杯2試合の合計44試合を振り返ります。シーズン総括は既にいくつかの媒体でしておりますので、ここでは試合ごとにその時期の練習写真とともに振り返ります。
各試合で、選手やスタッフ、プレーについて振り返る<チーム>と、取材者として訪れた現場について語る<スタジアム>の2項目を設けました。
今回は第23節から第25節までを振り返ります。暑さが本格化していたなかで、チームは勝てないトンネルを抜けようと奮戦していた時期でした。
(全15回予定)


○明治安田生命J2第23節・山形戦(6月25日・ユアスタ)

<チーム>
3日前の天皇杯3回戦・C大阪戦のように、相手セットプレーで一手間かけてずらされ、フリーの選手を作られて失点。このかたちはしばらくチームの弱点として続くことになります。しかし後半に猛攻をしかけた仙台は、最終的に中山仁斗選手のゴールで引き分けに持ちこみました。相手の持ち味を後半に出させなかった一方で、こちらが1点止まりに終わったことが悔やまれます。6月は2分2敗と、勝利がないまま終わりました。

(残り 1310文字/全文: 1810文字)

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