仙蹴塵記

【道中から】試合の舞台裏から(3)

ベガルタ仙台は12月19日の明治安田生命J1第34節をもって、全公式戦日程を終えました。まだ選手やスタッフの動きはありますが、まずは2020年の試合を振り返ろうと思います。ただし、ピッチ上のことはこれまでにも多く触れてきましたので、ここでは「試合の舞台裏から」と題し、取材者の立場で試合後に起こったことを振り返ります。(全6回予定)

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○明治安田生命J1第12節・C大阪戦(8月23日)

兎に角、暑かった……。19時3分キックオフでも、公式記録上の気温は30.6℃もありました。オンライン記者会見には、JFA・Jリーグ特別指定選手の真瀬拓海選手が来てくれました。豊富な運動量と思い切りの良いプレーが持ち味の彼も「(出始めた)初戦のときは無心でチームのために走ろうと思ってそこそこプレーは出せましたが、最近2試合は考えすぎて迷いが出ました」とのこと。チームとしても苦悩の時期が続いていました。

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