仙蹴塵記

【道中から】試合の舞台裏から(1)

ベガルタ仙台は12月19日の明治安田生命J1第34節をもって、全公式戦日程を終えました。まだ選手やスタッフの動きはありますが、まずは2020年の試合を振り返ろうと思います。ただし、ピッチ上のことはこれまでにも多く触れてきましたので、ここでは「試合の舞台裏から」と題し、取材者の立場で試合後に起こったことを振り返ります。(全6回予定)

○JリーグYBCルヴァンカップグループステージ第1節・浦和戦(2月16日)

既に感染症が警戒されていたとはいえ、この頃はまだ通常に近い取材活動ができました。仙台については新体制での戦いがどうなるかという期待と、けが人が多くメンバー編成が大変そうだという不安の両方を抱えて埼玉スタジアムに赴いたのですが、結果は2-5の大敗。ただし苦しい中で2ゴールを決めた田中渉選手は、キャンプ中に「シュートのパワーを上げたい」と話していた課題への取り組みの成果を見せてくれました。

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