2024年総括&展望(6)自分たちのサッカー|#ジェフユナイテッド千葉
●印象ほど多くなかった「自分たちのサッカー」
小森飛絢と田中和樹がJ2のベストイレブンに選出され、小森は年間MVPも受賞しました。得点王と合わせて個人3冠。7位の千葉からベストイレブン2人にMVPというのは、昨季がそれなりに充実したシーズンだったことを表しているかと思います。
小林慶行監督が2年間いつも言っていた言葉に「自分たちのサッカー」があるのですが、2024年はそれが実現した試合がいくつもあったという印象でした。ただ「自分たちのサッカー」ができても勝てなかった試合がありましたし、逆にできないのに勝てた試合もあった。
「自分たちのサッカー」ができれば勝つ確率は上がるのですが、サッカーは相手があるので必ずそれで勝てるわけではありません。とはいえ「自分たちのサッカー」は多くのファンを魅了していました。なので、この旗を簡単に降ろすわけにはいきません。可能であれば継続すべきですし、さらに進化してほしいと思います。
ところで2024年は「自分たちのサッカー」が何試合くらい実現していたのでしょうか。
これは見る人の主観もかなり入ってきますし、記憶が曖昧なこともあって明確に何試合と言うのは難しいところではありますが、自分なりに数えてみると13試合でした。
あれ?4割もないじゃん。
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