江尻篤彦監督

（今節・大宮アルディージャ戦に向け）前節（愛媛FC戦[2●3]）に出た課題は修正したい。個人戦術は本当に重要で、その積み上げがグループ戦術になり、組織になる。個人戦術の足りない部分は継続的に修正したいし、それが大宮戦にもつながる。自動昇格を狙っている大宮とできるのは自分たちの立ち位置が明確になるということ。ここ2試合とも逆転負けし、“勝点6”を取れているゲームがゼロになってしまったが、それよりも大宮にどれぐらい挑めるかを試したい。

（チームの修正点について）前節（愛媛戦）の失点シーンは後ろが裏を取られたから、つぶしに行かなかったからだけではなく、前の選手がボールにアプローチしていなかった問題もある。そのバランスを考えたい。どうやってゲームを進めるのか、ウエイトを前に置くのか、後ろに置くのかというズレがある。後ろの選手と前の選手に対し、判断の物差しをハッキリさせ、もっと綿密に自分が示す戦い方のコミュニケーションを取っていきたい。

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