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【試合コメント】J2第6節 千葉2△2京都 近藤直也「判断ミスがあった」ほか(取材:EL GOLAZO)

布部陽功監督
本当にタフなゲームだった。難しい試合になると思っていたが、最後の終わらせ方に課題が残った。前半は入りが悪くて失点をしてしまった。引いてしまってコンパクトさがなくなりかけたが、選手が踏ん張った。ただ、ボールを奪ってからのつなぎでうまく行かず、前半は相手のリズムだった。

ハーフタイムにパスミスからのカウンターを受けたところを修正した。後半は相手のミスを誘ってカウンターの何度かチャンスをつかんだが、決め切れず、悪い流れのまま行くかと思った中でうまく仙頭(啓矢)が決めてくれて逆転できた。

最後の終わらせ方というところで、交代カードを迷った。前線で守備ができる田村(亮介)を送って、試合を閉めようと思ったが、やられてしまったので課題が残る。ここ数試合、パスの出し手と受け手のところで、合っていないところがあり、きょうの試合もオフサイドになったので、タイミングを修正していく。

MF 14 仙頭啓矢
勝ってないので、勝ちにつなげられるゴールを取りたい。ただ、連敗を止めたのは大きい。得点は取れているので、失点を抑えるのと、チームのやりたいことをしっかり確認すれば、結果はついてくる。引き分けだったが、次につなげられるゲームだった。若手が中心になることが、強いチームの要因にもなる。

(同点ゴールを決めた)小屋松(知哉)とは高校時代に一緒にやってきたし、自分たちが結果を残せば、京都も盛り上がる。そういう意味で自分たちが中心にやっていくことが、チームが盛り上がる要因になる。勝っているから守りに入るのではなく、攻撃は最大の守備とも言うし、攻め続けて次の1点を狙うことが大事だ。

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