【レビュー】J2第40節千葉1-0東京V@フクダ電子アリーナ-「パワフル4の起用がはまる」2,052字(文・西部謙司)2015/11/9
●森本の一発で6位浮上
森本貴幸の一発で勝利、V・ファーレン長崎が敗れたため、プレーオフ圏内の6位浮上です。といっても、同勝ち点で長崎、東京ヴェルディと並んでいる状態。長崎とは得失点差まで同じですから、残り2試合次第です。
僅差ではありますが、ある意味、今季の理想としていた勝ち方だと思います。パワーのあるアタッカーを並べたのが勝因かもしれません。前節・コンサドーレ札幌戦がロスタイムに失点してのショッキングな負け方(2●3)でしたが、メンタル的にも回復していて非常に気持ちの入ったプレーを見せてくれました。
●パワフル4
2トップは前節に続いて森本とネイツ・ペチュニク。サイドハーフは松田力、負傷した水野晃樹に代わって田中佑昌が入りました。GKも岡本昌弘に代わっています。そしてキム・ヒョヌンが復帰。全てのポジションにフィジカルの強い選手を配置しました。ロングボールを入れてセカンドを拾って行く、今季の基調になっているプレーを徹底するには最も相応しいメンバー構成でしょう。
ネイツペチュニク | 森本貴幸 | |||||
松田力 | 田中佑昌 | |||||
パウリーニョ | 佐藤勇人 | |||||
中村太亮 | 富澤清太郎 | キムヒョヌン | 大岩一貴 | |||
岡本昌弘 |
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