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★無料記事【試合後コメント】J2第7節千葉2-0大宮@フクダ電子アリーナ – 関塚監督、田中、北爪、金井、大岩、勇人、井出(取材:芥川 和久)(2,163文字)2015/4/13

関塚 隆監督
1万人を超える観客が雰囲気を作ってくれた

「力のあるチームとの対戦で、非常にモチベーション高く臨むことができた。1週間しっかり準備したことをどう出せるかというところで、前半は2、3度の決定機を決められず、後半は押し返されたが、先制して追加点を奪うことができた。昨シーズンJ1の大宮を相手に、個としてチームとしてどれくらいできるかを測ることができ、選手の成長を感じる試合になった。1万人を超える観客が雰囲気を作ってくれた。勝利をプレゼントできて非常に良かったと思う。まだまだこれから続くので、チームとして良い準備をして、内容のある、勝利を目指した戦いをできるように準備したい」

ーー前半から高い位置でボールを奪えていたが?
「お互いのボランチ戦というか、ここが、自分たちが前向きに行けるか、押し込まれるかというところだったと思う。前半は相手のカルリーニョス、横山のところに我々が圧力をかけ、そこで(優位に立つ)という形になった。しかし後半立ち上がりからそこを押し切られる時間があった」

MF 6 田中 佑昌
自分のプレーをしていきたい

「ヤザ(谷澤達也)とはタイプが全然違うと思うので、ヤザと同じようなプレーをするのではなく、自分のプレーをしていきたい。守備のところのリスク管理と、奪ってからの飛び出しを言われた。(何度も最終ラインに入って守備していたが?)ベンチから多少指示もあったが、1点リードして無理にスペースを相手に与える必要はないかなという感じで。(連続してアシストは)運も味方してくれてると思うので、これをしっかり続けていきたい」

DF 4 北爪 健吾
硬くなり過ぎてしまった

「(泉澤とのマッチアップは)一瞬の動き出しとかもさらに磨きがかかって質が上がっていた。サイドの突破は最低限に抑えられたけど、止められたかというとまだまだ。(個人の出来として)交代するまで失点ゼロに抑えられたのは評価できるのでは。まだまだストロングポイントの攻撃、縦への推進力は緊張もあって硬くなり過ぎてしまった。またこれから日々やっていかないと。途中交代は悔しかった。自分の強みをどうピッチで表現していくかが課題。振り返って、自分らしさはまったく出せず、可もなく不可もなくという一番良くない。チャンスをもらった立場としては、力を発揮できず悔しいゲームでした」

DF 13 金井 貢史
うまくカルリーニョスを引き出そうと思ってやっていた

「思った以上にすぐ復帰できてメディカルの人に感謝です。『この試合、勝ちにいくぞ』と言われて入った。守備面で押し込まれているシーンがあったし、でも慌てずチームとして失点せず持ちこたえられていたので。攻撃の面で、縦縦と早いイメージがあったので、一回僕のところでクッションを入れたり、落ち着かせればと。(佐藤)勇人さんがフリーになってきていたし、カルリーニョスが前半から激しくサイドに出てきてボールをつぶして、そこでリズムを消されていたイメージがあった。うまくカルリーニョスを引き出そうと思ってやっていた。ワンテンポ遅らせてパスを出したり、うまくできてだんだん空いてきて、ハル(井出遥也)が逆サイドに行けたのかな。まあチームとして失点ゼロに抑えられたのは良かったと思う」

DF 2 大岩 一貴
ムルジャとの対峙は大変だったけど、狙いを持ってやれた

「(最終ラインの作り方も)最初よりは良くなってると思うし、もっと良くできると思う。メロ(今井)がいなくて良かった。ヤザさん(谷澤達也)とかあいつ(今井は)得意なタイプだと思うし。ムルジャとの対峙は大変だったけど、うまく狙いを持って守れた。前から限定できてるし、ピンポイントで潰しに行けている。楽です。フォルランのイメージがすごく残ってるし、あれにやられて意識を変えてやっている途中ですし、あれでやられて良かったと言えるようにもっともっとやっていきたい」

MF 7 佐藤 勇人
最後までみんな体を張ってやれた

「良い形でゴールに結びついて、点を取ってからの試合の終わり方というのは今年のチームにとってすごく重要。セレッソのときに一回失敗しているので。今日の大宮も力があるので、2-0から失点しないようにうまく時間を使いながら、最後まで集中して体を張って、本当に良かったと思う。去年までJ1でやってるチームだし、少しでも手を抜いてしまうと勝ち点3は取れない。今年のチームは100%やることで勝ち点3を取れる。最後までみんな体を張ってやれて、試合が終わった後みんな『しんどい』と言っていた」

MF 26 井出 遥也
自分の仕掛ける形からゴールできたことはプラス

「(1点目のゴールシーンは)最初ニアに入りすぎたんですけど、(田中)佑昌さんが持ち直した瞬間に良いタイミングで入っていけた。少しコースを変えれば入るかなと。それは練習の中でもやってるし、自分の特徴でもある。(2点目は)ドリブルの仕掛けというのは自分の特徴だと思うし、今までは最後のシュートがしっかり入ってなかったけど、自分の仕掛ける形からしっかりゴールできたことはプラス。(守備でも粘っていたが?)毎試合毎試合それはやっているつもり。チームとして球際、体を張るというのは個人としても絶対にやらなければならない部分。すごく意識している」

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