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【試合後コメント】J2第39節千葉2-2磐田@フクアリ – 関塚監督、大岩、高木、佐藤勇、山口慶(取材:片村光博)(2,525文字)2014/11/01

関塚 隆監督
一戦一戦、勝ち上がっていきたい

「これだけのスタジアムの雰囲気で今日の試合をやれたというのは、本当にうれしいことだというふうに思う。ただ一つ、やはり勝利ができなかったということが残念だった。前半は少し弱腰のような立ち上がりで、もう一つ中盤のところでボールを前向きに運べなくて劣勢だった。そうして一番警戒していたセットプレーから失点という流れになってしまった。ただ、ハーフタイムの控室では『これから行こう』という雰囲気が選手の中に出ていて、そのとおり選手たちは後半、ピッチで躍動してくれた。まあ、勝つことはできなかったが、しっかりと(磐田に)くっついて行っているので、残りの3試合、一戦一戦、またわれわれのサッカーをして、一戦一戦、勝ち上がっていきたい。(同点ゴールの後に大岩を入れた意図は?)同点ゴールの後というか、中盤のところでもう少し相手のボールのところにボランチが引き下がらずに、高い位置でやっていきたいと。それによって全体を相手陣に押し込みたいということがあったので交代をした。どうしても中盤のところの(磐田の)4番の小林くんにあそこでボールを持たれる時間が前半は非常に多く、そこをつぶしに行けなかった。後半、同点まではよく押し上げながら行っていたが、思い切って行って、逆に今度は大岩の右サイドの攻撃力を生かしたいというところもあった。(2失点目で問題視するとしたらどこの部分になるのか?)ピッチがスリッピーな中で安易にバックパスを選択したというところ。試合前から今日はバックパスをしっかりケアしながら使わないといけないというふうに話はしていた」

DF 2 大岩 一貴
大事な試合で取りたいとはずっと思っていた

「今季は点が取れなかったので、大一番、大事な試合でそのぶん取りたいとはずっと思っていた。でも、あれを2-1で終わらせるのが自分の仕事だし、それを果たせなかったことのほうが残念。(2失点目はもっとハッキリしたプレーをしたかった?)キム(・ヒョヌン)とお見合いみたいになっちゃって、俺もキムのリアクションを待ってからプレーしようとしていた。そうしたらキムもちょっとこっちの様子をうかがう感じがあった。どっちからが思いっ切りボールを蹴り飛ばせればよかった。コミュニケーションで守れた場面だと思うので、すごくもったいなかったし、申し訳ない。(攻撃面では右にスペースがあった?)スペースはすごく空いていると思っていたし、上がっていけば良い形でボールを受けられるとは思っていた。そこはヒョウさん(兵働)とかも良いボールも出してくれたので、やりやすかった。

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