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【試合前コメント】関塚監督「岡山は安定感のあるサッカーで結果を残している」、幸野、大岩、岡本、キム、オナイウ、井出(取材:片村光博)(4,568文字)2014/08/22

関塚 隆監督
岡山は安定感のあるサッカーで結果を残している

「(天皇杯3回戦・柏戦は)PK勝ちだけれども、あそこで勝つか負けるかというのは大きい。勝ち切ったことに関してはよくやってくれたと思う。(今節の相手・岡山の印象は?)10試合以上負けなしで、この前久々に負けたチームだし、安定感のあるサッカーで結果を残しているなという印象。攻守にしっかりとバランスを取って、『こういうふうに戦うんだ』というのがハッキリしている。(攻守に堅実な岡山相手にはより得点力が重要になる?)どことやってもそれは一緒でしょう。J2で夏場で、どことやってもそういう戦いになる。ただ、1点入ると暑さもあってシーソーゲームのようになるかもしれない。そこは裏腹な部分がある。(監督就任後負けなしだが?)勝ちにいっているのでね。3引き分けは勝ち点3だし、1勝2敗と同じ。勝ち点6を失っているとも言える。(夏場に勝ち点を積み上げるためには?)1戦1戦、勝つための要求を選手たちにしている。その中でうまくいくところもあれば、相手を上回ることができないところも出てきている。自分たちをどれだけ信じて戦えるかというところ。その意味ではこの前のレイソル戦は、前半は腰が引けた戦いで『出ていったらやられるんじゃないか』というところがあったけど、後半になって『勇気を持って攻撃に出ていかないと、守っているだけじゃ勝てないよ』と言ったら、あれだけの出足でゲームができる。ただ、そういうリズムや相手に対して勇気を持って出ていくために、そのスイッチをどうやって入れるか。それを普通にやりながらできるかが、チームの中では大事なポイント。『誰が』じゃなくて、自分が『ここだ』っていうときに行けるかどうか。誰かに頼るんじゃなくて、そこで行ってほしい。日本人はどうしても誰かに頼っていて、そこに行けないとなってしまう。そこは一人に頼らず、みんなが行けるグループにしたい。誰かが行けばそれに気付いてカバーできて、『ここだ』と感じたときには行けるような、そういう11人をそろえたい」

MF 33 幸野 志有人
出たら結果を残さないといけない

「この前の天皇杯(3回戦・柏戦)は普段出ていない選手も出たりして勝ったので、良い雰囲気だと思う。競争意識も出てきたし、誰が出てもおかしくない状況になった。そういう意識、責任感を持って、出たら結果を残さないといけないという気持ちでやっている。(練習の中で意識していることは?)大まかな特徴は分かってもらえていると思うけど、もっと細かい、『この体の向きだったらこっちにパスが出てくる』とか、そういうところはお互いに分かっていない部分がある。それは練習で話したりするようにしている。あとは練習からしっかりアピールすることしか考えていない。(今節の相手・岡山の印象は?)これといった印象はないけど、ガンガンプレッシャーに来るようなイメージはある。これまで対戦したときは全部引き分けなので、次は勝てるように頑張りたい。準備が上のチームなので、本当に大事な試合になる。残りは10試合ちょっとなので、まずは自動昇格を狙っていきたい。

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