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【試合前コメント】関塚監督「スピーディーな相手との試合の中でどれだけできるか」、山口智、大塚、キム、井出(取材:片村光博)(2,815文字)2014/08/01

関塚 隆監督
スピーディーな相手との試合の中でどれだけできるか

「(今節・湘南戦は)連戦の3戦目なので、よく走るチーム相手に負けないということが大事。走り合いではなく、われわれのやるサッカーの中でしっかりと濃いモノがどれだけできるか。相手の土俵に立たないこと。とにかく集中力だと思うので、ピッチに立ったらボールがラインを割るまで、笛が鳴るまでしっかりと集中することが大事。(現場を離れている間を含めて湘南のサッカーをどう見ていた?)注目していた。曺(貴裁監督)は後輩でもあるし、いまのJ2では一味も二味も違ったサッカースタイルを展開している。連勝街道まっしぐらのチームでもあるのでね。みんなリードしても次を取りにいっている。監督が言っているように、昨季の悔しさというのがすべてピッチに表れているところがある。昇格だけ目指すのではなく、上でどういうスタイルのサッカーができるかをチーム全体で目指している。それを監督が浸透させて、この夏場でも戦っている。素晴らしいと思う。(攻撃でリズムを作るところの進捗は?)山形戦ではだいぶ良い時間帯があった。自分たちの良さを生かしながら、何を求められているかというところが少し表れた試合だった。それをもっとスピーディーな相手との試合の中でどれだけできるか。湘南相手にここでどうできるかというところだと思う。ケンペスも戻ってくるし、森本も点を取るにおいがだいぶ出てきたので。決めないといけないところだが、今日(1日)も最後までシュート練習をやっているので、本人も意識はしていると思う。16試合で2点じゃね。もっともっとやってもらわないと。彼にチャンスがないわけじゃなくて、どれだけモノにするかというところ。苦しいところでほかの選手がそこまでボールを運んでいっているわけだから、最後は『決めてくれ』というみんなの思いもあるからね」

DF 5 山口 智
とにかく自分たちがトライして通用するかどうか

「(今節の相手・湘南は)ダントツで強いというか、結果を出しているということに関してダントツだと思う。簡単な試合にはならないし、0-6でやられている悔しさはもちろんある。自分たちのできることをすべて出してどうなるか。とりあえず全部出し切ることが目標。相手はやることもそんなに変わっていないと思うし、自信を持ってやっていると思う。妥協しないチームだと思うので、とにかく自分たちがトライして通用するかどうかというところ。(湘南にスキがあるとすれば?)プレッシャーに前から来るので、それをかいくぐって速く攻撃をしかけられれば穴は絶対ある。ちょっと時間をかけると戻りも早いので、攻守の切り替えで相手より上回らないとダメ。そこの攻防になってくる。立ち上がりの早い時間帯に取ってリズムをつかむというのが湘南のリズムなので、我慢しながら逆にこっちが(先制点を)取れればというのはある。(攻守の切り替えは)劇的に良くなっていると思うし、自信を持ってやるだけ。

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