チームづくりに失敗。一度、区切りをつけて再出発を図るべき/【レビュー】明治安田J1第8節 鹿島対神戸
ジーコの来日直後というタイミングで1−5の大敗。クラブ史に残る最悪の出来事の一つとなってしまった。こんな時期に、目を赤くしながらサポーターに向けて必死に訴えかける鈴木優磨の姿を見ることになるとは思わなかった。
失点するまでは悪くない戦いぶりだったが、セットプレーから大迫勇也にゴールを許すと、そのあとはもうダメだった。相手のボールを奪いたくても奪えず、なんとかボールを敵陣まで前進させてもそこから先が崩せない。うまくいかないとき、チームとしてどこに立ち帰ればいいのか共有できていない選手たちは、柏戦以上にバラバラになってしまった。
柏に敗れたこと以上に、神戸に完敗したことは、とても皮肉で象徴的だった。
(残り 3761文字/全文: 4112文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ